ワキガ女性に特徴はあるのでしょうか?
日本人では10人の1人の割合でワキガが発症しているそうです。
ワキガになる確率的には、男性・女性と関係無いといいます。
しかし「臭い」に対して敏感な人が女性には多いためか、ワキガ手術などをする割合は女性が圧倒的に多いのですね。
ワキガは思春期の頃から発症することが多い、と言われますが発達が早くなることによって以前よりもワキガを自覚する年齢は若くなってきているそうです。
学校でワキガを隠すために、自分で制汗剤・デオドラントを使っていた・・・という女性も多いのではないでしょうか。
臭いの問題はとてもデリケートです。
気になったら、ワキガ対策をすることをおすすめします。
目次
ワキガが女性に多い理由
ワキガが女性に多い、というのは男性と比較してアポクリン汗腺が女性の方が多いということが理由として挙げられます。
ワキガの原因となるのは、
- アポクリン汗腺からの汗
- 雑菌
です。
アポクリン汗腺が多いということは、それだけ雑菌が好む栄養素を含む汗も多く出るということです。
また男性に比べて女性の方が皮下脂肪が多い、ということも皮脂を多く含む汗が出やすい理由といわれます。
また他には、女性ホルモンの分泌によって臭いが強くなる時期がある、女性ならではの理由もあります。
ただ、なかにはワキガではなく、体臭がキツいだけの場合もあります。
「自分はワキガなの?それとも脇の匂いが強いだけ?」
と迷う場合にはワキガのセルフチェックをしてみることをおすすめします。
私はワキガ?ワキガのセルフチェック方法
ワキガはセルフチェックすることができます。
「もしかして、ワキガかも・・・?」
と自覚症状がある方も、自分がワキガ体質かどうかセルフチェックをしてみてください。
ワキガのセルフチェック項目
- 耳垢が湿っている、ベタベタしている
- 家族にワキガの人がいる
- 服の脇の部分に黄ばみがある
- 脇毛が多い
- ワキ汗が多い
といったようなセルフチェックの項目で、当てはまるものが多い場合にはワキガ体質である可能性が高いです。
ワキガの臭いは自分では自覚するのが難しいこともありますので(自分の臭いには慣れているものです)、家族に「もしかして、臭いがある?」といったことで聞いてみてください。
家族であれば、ストレートに教えてくれることが多いでしょう。
ただ、臭いも感じ方に個人差がありますから、できれば臭いに敏感な母親、女の姉妹がいれば質問してみてください。
臭いなどデリケートな話題でも聞ける仲の良い友達がいれば、質問してみても良いと思います。
ただ、女性は臭いが弱くなったり強くなったりする周期がありますから、家族や友達にワキガ臭について聞いてみる場合には、臭いが強そうな時期に聞く必要があります。
女性がワキガを発症しやすい年齢
ワキガが発症しやすい年齢は、思春期頃である人が多いです。
思春期の時期は身長も一気に伸びる子も多いですが、体の発育に伴って汗腺も発達してきます。
そのため、ワキガを発症したり、ワキガではなくても体臭がキツくなる子どもが多い時期です。
ワキガ体質の場合、女性がワキガを発症しやすいのは小学校高学年~中学生となりますから、早いと12歳前後からワキガ、体臭が強くなってくる可能性があります。
一般的にはワキガ発症は女性は16歳前後、といわれていますが、個人差はありますね。
臭いを自覚したり、周りの反応からワキガに気付いたら、臭い対策をすることは大切といえます。
ワキガ症状、臭いがキツい年齢のピークは?
ワキガの症状(臭い)がピークとなる年齢は、10代後半~20歳前後、といわれます。
この年齢の頃にアポクリン汗腺が発達し、活発になります。
汗の分泌にはホルモンの影響が大きいといわれており、思春期にホルモンの分泌量が増えるとワキガが気になり始めます。
お子さんの臭いの場合には、親(特に母親)が気付いて臭い対策を始めることも多いのではないでしょうか?
20歳以降にワキガが発症する人も
ワキガの発症は20歳頃まで、というのが一般的な年齢です。
しかし、大人になってからワキガが発症する人もいます。
20歳以降になってからワキガの臭いがキツくなる人もいるんです。
社会人になってひとり暮らしを始め、好きなものを食べることが多くなり食生活が乱れたり、仕事のストレス、不規則な生活などからワキガが発症するケースもあります。
肉類、揚げ物、お菓子、ジュース、動物性タンパク質が多い食事が増えてくると、ワキガの原因となります。
アルコールもそうですね。
これらは体臭を強める原因となる食べ物といえます。
仕事のストレスもワキガの原因です。
アポクリン汗腺からの汗は、ストレスによって増えますし、緊張汗は一気に出ることが多いため臭いの原因になりやすいです。
社会人になるまでワキガは出なかったから、と気にしていなかったら、いつのまにかワキガの症状が出ていて周囲の人の反応が変わってきた・・・ということはありえます。
女性のワキガ対処法
女性はホルモンバランスの関係からワキガになりやすい、というのは納得するしかないことかもしれません。
またワキガは遺伝がとても関係します。
両親がワキガ体質なので遺伝してしまった、という方もいるかもしれませんね。
ワキガ体質であった場合、臭い対策をすることが大切です。
臭いは周囲にかなり影響を与えてしまいますし、
「臭い人」
「あの人、ワキガ?同じ部屋にいると臭う・・・」
といった風に思われたくないですよね・・・
ワキガの対処法としては、次のような方法があります。
こまめにワキ汗を拭く
臭い、ワキガの原因となる汗をこまめに拭き取ることで、臭いの発生を抑えます。
乾いたタオルで拭いてもあまり効果はないため、必ず汗拭きシートや濡らして絞ったタオルでしっかり拭くことをおすすめします。
脇毛を処理する
脇毛があると汗をかいたときに蒸れやすく、雑菌が繁殖しやすい環境です。
臭いを抑えたい場合には、脇毛の処理をするのがおすすめです。
ただし、脇毛がないとワキ汗がダラダラになりやすいので、脇汗パッドなどを使うなどの対策が今度は必要になってくるかもしれません。
ワキガ対策の制汗剤などを使用する
ワキガ対策のための有効成分が配合されている制汗剤などを使用することで、ワキ汗を抑えたり、雑菌の繁殖を抑えることができます。
ワキガ対策としては即効性もありますし、おすすめの方法です。
ワキガ対策グッズとしては、クリームタイプのものが長時間、効果が持続しやすいのでおすすめをしています。
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食生活を改善する
体臭が強くなる食生活になっていませんか?
もし、お肉、アルコール、チーズなど動物性タンパク質の食事、脂肪が多い食品が中心の食生活になっているとしたら、食生活の改善が大切です。
野菜中心、和食を中心に食生活を変えていくのがおすすめです。
納豆などおすすめですね。
外食する際もできるだけ付け合わせに野菜を選ぶようにすると、体臭の強さも変わってくるでしょう。
ワキガ女性の特徴、まずはセルフチェックを
女性に多いワキガ、まずはセルフチェックをしてみてください。
ワキガの臭いは「汗と菌」が大きく関わってきます。
もし臭いがあることに気付いたら、早めにワキガ対策をされることをおすすめします。
制汗デオドラントも色々な種類がありますので、自分に合ったものを見つけることがポイントです。
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